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17世紀にチャールズ1世が愛したキング・チャールズ・スパニエル。その本来の姿の復活を願って、19世紀に作られたのがこの犬だ。キング・チャールズは室内でカーペット・ドッグといわれていたが、キャバリアは犬舎で飼うことができる犬として作出された。

歴史
1800年代の初頭、古くからいたキング・チャールズ・スパニエルという犬をもとに作りだされた。キング・チャールズ・スパニエルは、しだいに本来の容姿が失われ、口吻が短くなり、人気も低迷していた。そのため、愛好家たちが本来の逞しいタイプを復活させようと、熱心に改良したのだった。 キング・チャールズ・スパニエルは、17世紀にイギリスでチャールズ1世やヤールズ2世に愛されて大流行した犬。とくにチャールズ2世は、あまりにもその犬に心を奪われていた。当時の海軍省の役人サミュエル・ピープスによると、彼が宮廷で見たものは、「犬と遊んでばかりで、自分の仕事に見向きもしない王の愚かさ」だけだったというほどだ。 キャバリアというのは、中世の騎士のことを意味しており、中世の頃のキング・チャールズ・スパニエル復活の願いが込められている。 イギリスでは、ヨークシャー・テリアに次ぐトイ・グループの中の人気犬種だが、アメリカではほとんど見られない。またアメリカン・ケンネル・クラブでも未だに公認されていない状態だ。

1920年代、ロスウェル・エルドリッジというアメリカ人が、ロンドンで開かれたクラフト・ドッグ・ショーで賞金を出し、ヴァン・ダイクの「キング・チャールズ2世」という絵画作品に描かれているような長い口吻を持つキング・チャールズ・スパニエルを出陳する人を募りました。1940年代には、こうした犬たちがユニークな犬種と見なされ、それまでの同系種と区別するために犬名の頭に「キャバリア」をつけました。

祖先はスペインおよびフランス産の鳥猟犬。イギリス歴代の君主の寵愛を受けた。そのうち一人の名前を犬種名に頂いている。 イギリス最古の犬種に属するが、今日まで存続できたのは、あるアメリカ人のおかげ。この人は、昔の巨匠の名画に見る可憐なスパニエルに惚れ込み、自分でも一頭飼おうと、1920年代にイギリスへ渡った。そして獅子鼻のキング・チャールズを見て、夢を破られた。 とは言うものの、もともと祖先を同じくする犬たちだから、鼻の短い両親からも、時には普通の口元をしたかわいらしい子犬が生まれる。エルドリッジ氏は、いわば先祖返りのこのタイプに相当額の買値をつけた。それがブリーダーの関心をそそって古き良き小型スパニエルの個別繁殖が始まり、1945年、独立した犬種として公認された。それ以来、鼻ぺちゃのいとこたちに大きく差をつけて、世界中で愛される人気犬となった。

性格

この10年の間に、友好的で愛情に厚く、エネルギッシュなキャバリア・スパニエルの人気は著しく高まりました。いろいろな面で、都会人にとって理想的なコンパニオン・ドッグです。天気が悪ければソファの上で丸くなっているのを好み、機会があれば何kmでも歩いたり走ったりします。

はしゃぎまわることが大好き。活動的で何者も恐れない勇敢な性格だ。行動力があり、身のこなしは非常に優雅。 家族にとても友好的で愛情深く、子供好きでもある。老人や子供の散歩相手にうってつけの犬種だ。
人気の秘密は顔だけではない。小さいけれど丈夫で、気立ても優しく愛らしい。家族みんなになつき、飼い主を恋人のように慕う。色美しいコートは下毛が少なくクシ通りもよいので手入れしやすい。長い散歩が好き。しつけやすく、決して傲らず、庶民の犬ともお子様たちとも仲よくおつきあいする。子供には愉快な遊び仲間。老人には素直で聞き分けのよい伴侶。近くに運動できる場所があれば、大都市でも楽しく暮らせる犬。 浦安

病気
この犬の人気が高まると、集中的な近親交配が行なわれるようになりました。そして残念なことにそれが、図らずも致命的な心臓疾患の発生率を高めている一因となっているのです。当然の結果として、心臓疾患に冒された犬の寿命は、通常の14年から、せいぜい9年ないし10年にまで縮まるのです。その率も、遺伝性の疾患の発生率がこれほど高い犬種は他にはないでしょう。このキャバリア種を選ぶ時には、数世代前までさかのぼって病歴をチェックすることが極めて重要です。

体の特徴
キング・チャールズ・スパニエルよりもやや大型で、逞しい体つき。型は傾斜し、背はまっすぐで腰はよく張り力強い。口吻は円錐形で、頭蓋は平らな感じ。眼は暗色で丸く大きいが、突出していなく、間が離れてついている。鼻孔は大きめで開いていて、ストップは浅い。耳はつけ根が高く、長く垂れている。尾は断尾してもよいが、3分の1以上切らないこと。前肢はまっすぐで、後肢は筋肉が発達し、優雅だが力強い歩様を示す。 コートは長く絹状で、多少ウェーブがかかっていることもあるが、ふさ毛や巻き毛にはなっていない。耳と前胸部、四肢には飾り毛が豊富にある。毛色には、キング・チャールズ・スパニエルと同じように、ブラック&タン、ルビー、ブレンハイム(黄金色)、トライカラーの4種類がある。 浦安

手入れと運動 コートの長い部分には、コームを使用して手入れを行なう。とくに耳は念入りに。残りの部分はブラッシングをする。 キング・チャールズ・スパニエルは、「カーペット・ドッグ」と呼ばれるように、室内飼いの方が向いているが、キャバリアは丈夫なので、戸外の犬舎で飼うこともできる。運動は大好きだが、散歩程度でよい。

出産と子犬 2〜6頭の子犬を産む。子犬は比較的丈夫な方で、遊び好きだ。 浦安

イギリス
1925年
コンパニオン
コンパニオン
9〜11年
5〜8kg
31〜33cm

浦安

公園 千葉

犬の病気